オストメイトについて
病気によって腸や肛門、尿道などを切除した場合に、排泄物を体外に出すために腹壁に作られる排泄口をストーマといいます。オストメイトとはそのストーマ保持者のことです。オストメイトは、手術によって失われた機能を補うためにストーマ袋を使用して、排泄物の排出を行います。
ストーマ造設後も日常生活に特別な制限はありません。それぞれの体型にあった装具を使用し、適切なケアを行うことで手術前同様の生活を送ることができます。学業や就労はもちろん、スポーツをされる方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、オストメイトとしての生活はほとんどの方にとって初めての経験になることや、ボディイメージの変化が伴うことで不安を感じる方は少なくありません。また、外見ではオストメイトであることが認知しにくいため、周囲からの理解が得にくいという現状があります。
オストメイトの方々がその人らしい生活を送るために、周囲のサポートが必要になります。
VR(バーチャルリアリティ)を活用した
オストメイトとその支援者
のための体験共有による
ストーマケア支援システム
VRを活用した「体験共有」
により解決を目指します。
私たちは宮崎大学・患者団体(日本オストミー協会宮崎県支部)・県内企業の「チーム宮崎」での
プロジェクトを立ち上げました。オストメイトとその支援者が抱える課題に対する解決策として
「バーチャルリアリティ(VR)を活用した体験共有」を提案しています。
L.A.B独自のシステムでVRを一般の方でもスムーズに使えるシステムを開発、OSTrain -VR Projectで採用をしております。